2017年11月20日月曜日

植物園正門入口の石畳にはこんな歴史が!(2017.11.20)




はじめに,次の写真をよくご覧ください。


植物園正門前の石畳の写真です。

正門の階段右手の石畳に何やら文字が書いてあるのを発見!
不思議に思い近づいてみると



なに?なに? 石板には 「軌道舗石」 とあります。
説明も書かれていました。

この敷石は,明治43年から昭和54年まで
市内を走っていた「チンチン電車」(路面電車)
の軌道舗石を再利用したものです。

軌道舗石とは,路面電車の線路周りに車道と鉄軌道を分けるよう敷き詰められている敷石のようです。(車で路面のアスファルトから乗りあげると「ガタガタ」と揺れた石の部分ですね)

植物園の開園が昭和55年ですので,ちょうど前の年に市内のチンチン電車が全廃されたことになります。

聞くところによると,南公園北側の桜坂(城南線)の路面を改良する際に,通っていた路面電車の線路周りの敷石を持ってきて再利用したのではないかということでした。(もしかしたら,市内各所に散らばっているのかもしれませんね。)今では,市内で路面電車の歴史を感じることができる場所も数少ないのではないでしょうか。



鉄道マニアの方はすでにご存じのことだったとは思いますが,植物園を訪れていただく際は,正門前で路面電車の歴史を踏みしめてみてください。

(運営係 藤田)

2017年11月9日木曜日

実りの秋(2017.11.09)

10月、11月は「実りの秋」です。
我が家でも、うれしい収穫が始まっています。
昨年購入したレモンの鉢物から収穫しました。
まだまだ小さな株ですが、2年目にしては期待以上に採れました。
緑が濃いのですが、ビニル袋にリンゴと一緒に入れると黄色くなります。
温州ミカンは、小屋の陰で日当たりが悪いのですが、なんとか実りました。
収量は少ないと思いますが、我が家には十分です。
柿も実っています。
冬の剪定はしますが、無農薬で栽培していますので、かなり虫や鳥にやられています。
実は小さいのですが、柿ですから十分な甘味はあります。
自家栽培ですから、熟柿をスプーンですくって食べることもできます。
次は、鉢植えのキウイフルーツ「香緑」です。
鳥にいたずらされないように、ネットをかけています。
鉢植え2年目ですが、思った以上の収量です。
開花期に、雄の「トムリ」で授粉しました。
「香緑」の実はかなり毛深いのですが、収穫後に手で擦って取りました。
まだまだ硬いので、ビニル袋にリンゴと一緒に入れて追熟します。
味が楽しみです。
皆さんも家庭果樹づくりを楽しみませんか?
(緑の相談員 O)








2017年11月6日月曜日

“どんぐりに幼心の集まりぬ” 俳句の展示入れ替えました。(2017.11.7)


 野草園の休憩所内に展示している俳句作品を入れ替えました。
 今回展示した句の中から、いくつかご紹介します。

 今回は“団栗(ドングリ)”の句が多く寄せられました。

クヌギのまんまるドングリ!
“どんぐりに幼心の集まりぬ” ひさ絵
(どんぐりにおさなごころのあつまりぬ)

 地面に落ちたドングリたちに遭遇した園児たち。いっせいにしゃがみこんでドングリを拾っている姿が浮かびます。


“団栗を拾ひ童心ひろひけり” 西美智子
(どんぐりをひろひどうしんひろひけり)

 大人でも、ドングリを拾う時は子どもに戻るようです。
“ポケットに仕舞ふ童心櫟の実” 西崎邦子
(どんぐりにしまふどうしんくぬぎのみ)

 この句を読んで気付きました。
 確かに、思わず拾ってしまうドングリは、“櫟(クヌギ)”が一番多いことを。
 今の時季、たくさんのドングリを見ることができます。
 植物園内にも18種類のドングリの木があります。
 その中でも“クヌギ”の実は、とりわけ大きく、まん丸でピカピカで、存在感タップリの実です。
 私の通勤途中の道沿いにも“クヌギ”の木がありますが、大きな実を拾い始めると、あっという間にポケットいっぱいになってしまいます。
 これからは句の作者に見習って、“仕舞う”程度にとどめようと少し反省した次第です。


*例年この時期、緑の情報館1階では『どんぐり標本展』を開催中です。(今年は10/11~11/12)




*この展示は、植物園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃主宰のご協力のもとに展示しており、約1か月おきに入れ替えを行っています。

*今回展示している俳句の一覧です。



(園長 上田)