2017年11月6日月曜日

“どんぐりに幼心の集まりぬ” 俳句の展示入れ替えました。(2017.11.7)


 野草園の休憩所内に展示している俳句作品を入れ替えました。
 今回展示した句の中から、いくつかご紹介します。

 今回は“団栗(ドングリ)”の句が多く寄せられました。

クヌギのまんまるドングリ!
“どんぐりに幼心の集まりぬ” ひさ絵
(どんぐりにおさなごころのあつまりぬ)

 地面に落ちたドングリたちに遭遇した園児たち。いっせいにしゃがみこんでドングリを拾っている姿が浮かびます。


“団栗を拾ひ童心ひろひけり” 西美智子
(どんぐりをひろひどうしんひろひけり)

 大人でも、ドングリを拾う時は子どもに戻るようです。
“ポケットに仕舞ふ童心櫟の実” 西崎邦子
(どんぐりにしまふどうしんくぬぎのみ)

 この句を読んで気付きました。
 確かに、思わず拾ってしまうドングリは、“櫟(クヌギ)”が一番多いことを。
 今の時季、たくさんのドングリを見ることができます。
 植物園内にも18種類のドングリの木があります。
 その中でも“クヌギ”の実は、とりわけ大きく、まん丸でピカピカで、存在感タップリの実です。
 私の通勤途中の道沿いにも“クヌギ”の木がありますが、大きな実を拾い始めると、あっという間にポケットいっぱいになってしまいます。
 これからは句の作者に見習って、“仕舞う”程度にとどめようと少し反省した次第です。


*例年この時期、緑の情報館1階では『どんぐり標本展』を開催中です。(今年は10/11~11/12)




*この展示は、植物園で句会を開かれている「植物句会」松尾康乃主宰のご協力のもとに展示しており、約1か月おきに入れ替えを行っています。

*今回展示している俳句の一覧です。



(園長 上田)


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