2018年4月4日水曜日

今年は「サトザクラ」も早い  「白」が名前につく桜(2018.4.4)

 福岡地方で平年より4日早く開花したソメイヨシノは、すでに満開を過ぎて盛んに花びらを散らせています。 好天が続いて、園内では例年4月に入ったころから咲き始める「サトザクラ」が続々と開花して見頃を迎えていますが、その中で「白」という漢字が名前に入った桜を紹介します。




  花木園でシロタエ【白妙】が早くも満開を迎えています。大輪の花を咲かせるので「白色八重咲き」の代表といわれています。昨年は4月12日が満開でしたので2週間ぐらい早いです。



同じく花木園で見頃なのがタイハク【太白】です。この品種はわが国では失われたと思われていましたが、あのオカメを作出したサクラ研究家C.イングラムがイギリスに持ち帰っていたものが逆輸入されて各地に植えられるようになったものです。こちらも同じく2週間ぐらい早いです。
 ちなみに「サトザクラ」とは、オオシマザクラがもとになって、それに他のサクラが自然交配したり、人為的に交配が行われたりしてできた園芸品種の総称です。ですから、サトザクラという品種名のサクラはありません。またサトザクラの中でも八重咲のものを一般的に「八重桜」と呼んでいます。





  最後に紹介するのは、多くの「サトザクラ」の親となったオオシマザクラ【大島桜】です。芳香のある大きな白い花を若葉と同時に咲かせます。「白」が名前につく桜たちにも、その特性がしっかり引き継がれているようです。

  園内では遅咲きグループの「サトザクラ」が続々と開花しています。色が珍しいので例年問い合わせが多いウコン【鬱金】やギョイコウ【御衣黄】も、昨年は4月19日頃が満開でしたが、今年は「新着情報」でもお知らせしているようにすでにほぼ満開状態となっています。
  どうかお見逃しのないようにお越しください。                     (解説員)

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